こんにちは、デーコム衛生委員会です。
この時期は天候も悪く、ジメジメとした日が多いですね。その影響で、何となく身体がダルかったり、気持ちがすっきりとしない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、産業医の先生に梅雨を快適に過ごすコツについて聞いてみました。
「身体がダルい、むくむ」その原因と改善策
原因
梅雨の時期に、なんとなく身体がだるくてむくんだりするのは、身体の中に水分が溜まっていることが原因です。人間の身体は暑い時に汗をかき、その汗を蒸発させて体温を下げます。しかし、湿気が多いこの時期は、汗がうまく蒸発されず、身体が熱や水分を溜め込みやすくなります。
その結果、体外に出なかった水分を身体が溜め込んでしまい、だるさやむくみを引き起こすようになります。
改善策
「夏野菜」を積極的に摂りましょう。「夏野菜」は身体の熱を下げる効果があります。
特に「きゅうり」は身体の熱を下げるのはもちろん、利尿作用で身体の水分を排出することができ、むくみもとってくれるのでおすすめです。味噌やマヨネーズをつけるだけでもおいしく食べられるので、積極的に食べるようにしたいですね。
意外なものに注意!偏頭痛を起こす原因
梅雨、大雨、台風などの低気圧によって起こりやすい偏頭痛。偏頭痛と言っても、突発的な頭痛だけでなく、吐き気や目の奥の痛み、胃痛も偏頭痛による症状のひとつです。
原因
疲労
お酒
PC、スマホなどの強い光
チョコレート(意外ですね!!)
改善策
上記の原因を取り除くのが一番の改善策ですが、「全ての原因を取り除くことは難しい!」という時は痛み止めを飲んで、早めに休みましょう。なお、可能であれば、昼寝をすることをおすすめします。
アレルギーや喘息の原因、梅雨時のダニ
原因
「噛まれる」というイメージのダニですが、実は「噛まない」ダニがいることをご存知でしたか?
草むらで生息するダニは噛みますが、住宅にいるダニは噛みません。しかし、噛まないからと言って安心はできません。ダニやダニの糞、死骸が空気中に舞うと、アレルギーや喘息を引き起こします。
高温多湿になりやすい梅雨時の布団は、ダニの増殖に最適な環境です。
改善策
晴れ間を見つけて布団を干したり、シーツやカバーをマメに洗濯したりしてダニの増殖を防ぎましょう。掃除機はダニやダニの糞、死骸を吸い取ってくれます。上手に利用しましょう。
気象庁の予報によると、梅雨明けは7月下旬。
あともう少し続きそうな梅雨を少しでも快適に過ごせるよう、ぜひ参考にしてみてください。