こんにちは、しらたくです。
Excelの読み書きができるライブラリについて調べる機会があったので、今回EPPlusというライブラリを使ってみようと思います。
EPPlusとは
EPPlusとはOpen OfficeXml(xlsx)形式のExcelファイルを読み書きすることができる.Netライブラリです。
セルの文字入力や、図形・画像の挿入等のExcel操作を行うことができます。
EPPlusインストール
NuGetからコマンドもしくはGUIでインストールすることができます。
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PM> Install-Package EPPlus
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セル書き込み
実際にEPPlusを用いてExcelを作成し、Hellow World!という文字を書き込んでみたいと思います。
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// Excel作成
string filePath = @"C:\test.xlsx";
FileInfo excelFile = new FileInfo(filePath);
if (excelFile.Exists)
{
excelFile.Delete();
excelFile = new FileInfo(filePath);
}
using (ExcelPackage excel = new ExcelPackage(excelFile))
{
// シート追加
ExcelWorksheet sheet = excel.Workbook.Worksheets.Add("Sheet1");
// セル取得
var cell = sheet.Cells[1, 1];
// 値設定
cell.Value = "Hellow World!";
// ファイル保存
excel.Save();
}
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実際にExecelを出力してみると次のように出力されます。
図形の挿入
次は図形の挿入をしてみたいと思います。
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// 図形追加
ExcelShape shape = sheet.Drawings.AddShape("Shape1", eShapeStyle.Ellipse);
// 位置設定
shape.SetPosition(1, 0, 2, 0);
// サイズ設定
shape.SetSize(150, 150);
// テキスト設定
shape.Text = "Shape1";
// テキスト位置指定
shape.TextAlignment = eTextAlignment.Center;
// 背景色設定
shape.Fill.Color = Color.Red;
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簡単に文字入力と図形の挿入をすることができました!
EPPlusではまだまだ多くのExcel操作をすることができます。
機会があればぜひ使用してみてください。