今年もデーコムではインターンシップを開催しました。
A日程(8/20~8/31)、B日程(9/3~9/14)の2回に分け、2020年新卒者向けにインターンシップを実施しました。
前年に引き続き、今回も東京本社と松山事務所の2箇所で開催しました。
それでは、その様子をお伝えします。
【スケジュール】
1~2日目 :オリエンテーション、基礎講義(HTML,Javascript,CSS)
3~4日目 :要件定義&詳細設計
5~7日目 :開発
8~9日目 :テスト
10日目 :成果発表
開発するアプリは、就活に役立つアプリということで、就活に関わるチェックリストを管理できるアプリを作ってもらいました。
そのアプリの開発を通じて、システム開発の工程を体験し、SEの仕事を理解するというものになっています。
東京編(A日程)
ハイブリッドアプリ開発
全12名、4名3チームに分かれて実施しました。
【作品の特徴】
Aチーム:押したときの反応が分かるようにし、入力のし易さを重視している。
Bチーム:シンプルな機能で、すっきりと見えるように工夫している。
Cチーム:使ったときに親しみを感じるように、配色やアニメーションなどを工夫している。
どのように見せようかという観点で、チーム毎に特徴がありました。
例えば、ボタンの位置。「どの画面でも一番下にあった方が分かりやすい」や、「項目の横にあった方が関連性が分かりやすい」など、
どこに何が表示されていると、よりわかりやすいか・デザインとしてきれいか、という考え方の違いが面白かったです。
学生の様子
A日程は”大学が同じ”という参加者が多く、最初から活発にコミュニケーションが行われていました。難しい課題にぶつかると、チーム関係なく、全員で膝を突き合わせて解決方法を探ったり、教え合ったり一致団結していたように思えます。
作りたかった機能を作りきれなかったチームも、作りきることができたチームも、一連の開発工程を通じて、SEの大変さと楽しさを理解してもらえたようでした。
懇親会の様子
A日程の懇親会では、1年目社員を中心とした、多くの社員が参加してくれました。
そのときの様子を、新人の “ぽすみ” にレポートしてもらいます。
この回は、たくさんのドミノピザを食べながら交流しましょうという回でした。
学生からの質問としては「今どんな仕事をしていますか?」「就活をどう進めたらいいでしょうか?」という疑問・質問をよく耳にしました。
また、社員からの質問としては「インターンシップでは、どんなアプリを作成しているのか?」「大学生活で楽しいことは?」など、お互いに興味津々という感じでした。
新入社員、若手社員、役員の方も参加していて、経営者目線の話から、社会人1年目の大変さなど、幅広い話題で盛り上がっていました。
どんな質問にも、気軽に話してくれる社員がいることは、デーコムの良いところだなと感じる懇親会でした。
(Report by ぽすみ@1年目)
講師役の社員から
この回のメンバーは、団結力が高かったです。チームという単位で4名ずつに分かれていたものの、その垣根を越えて教え合ったり、相談したり、「みんなでやりきろう!」という一体感が強かったです。
講師役としては、解決に早くたどり着くための着眼点や、課題解決のために知っておいてほしいことなど。もっと教えてあげたい事がありました。機会があれば、またみんなと一緒に作りたいなと感じました。
東京編(B日程)
ハイブリッドアプリ開発
全9名、5名チーム、4名チームに分かれて実施しました。
【作品の特徴】
Aチーム:3つの画面で完結するというシンプルな構成と、チェックリストの状態を色で表現するシンプルさを追求している。
Bチーム:1画面1機能とし、アイコンを随所に使用し、何をする項目であるかが誰でもわかりやすいようにしている。
1画面1機能の方がわかりやすいというコンセプトのチームと、3画面で完結する方がわかりやすいというコンセプトのチームに分かれていました。
それぞれの使いやすさの追求にも、方向性があるんだなという発見が面白かったです。
学生の様子
プログラミング経験者が未経験者をサポートしつつ、高い目標を持って開発していた印象です。
自主的に勉強会を催してみんなのレベルアップを図ったり、いままで教わる側だった人が、他の人にも教えられるようになったりと、プログラミングスキルを上達させていました。
懇親会の様子
B日程の懇親会では、2年目社員を中心とした、多くの社員が参加してくれました。
そのときの様子を、2年目社員の “サカイ” にレポートしてもらいます。
この回は、大量のケンタッキーフライドチキンを囲んでの懇親会でした。
積極的に話しかけてくれる学生さんが多く、会社や仕事をもっと知りたいという気持ちがよく伝わってきましたし、
10日の間に、社員との繋がりだけでなく、学生同士の繋がりも出来たと言っていました。
私が学生の方と会話をして感じたこととして、インターンシップを通じて、楽しみながらプログラミングを勉強し、仕事体験もできている。という印象でした!
(Report by サカイ@2年目)
講師役の社員から
プログラミングを経験したことがあるという方が多く参加する回でした。そんな中、経験者に刺激を受け、未経験だった人から教えてもらいつつ独学でも頑張ることでできるようになったりと、経験者を中心としたスキルの広がりを感じました。
つくる楽しさは十分伝えることができたと思いますが、仕事としての大変さという点はもっと伝えたいことがありました。また機会があれば、いろいろな経験を共にできたらいいなと思います。
松山編(A日程のみ)
※すみません。松山の様子の写真は、撮り忘れてしまったため、ありません…。
ハイブリッドアプリ開発
全6名、3名2チームに分かれて実施しました。
就活生に役立つアプリということで、テーマは東京と同じです。
【作品の特徴】
Aチーム:タブ表示でカテゴリ分けすることで、管理し易くしている。
Bチーム:学生にとって馴染みのある、黒板や文房具を使ったデザインで、親しみやすさを工夫している。
チーム全員がプログラミング経験をしているということで、つくりたい機能が十分に作りこむことが出来た印象でした。
特に、チェックリストのチェック項目を全て達成するとポイントが付与され、1ポイント1m換算で、現実の建物と高さ比較できるなど、面白いアイデアには驚きました。
学生の様子
はじめは緊張からか、「大人しいな」という印象でした。しかし、要件定義に入ると活発にコミュニケーションを取り、
基本的な機能+αまで考えていて、若い発想力には驚かされました。
また、各々が自分の役割を考えて行動し、学生側からレビューを依頼に来るなど、学ぼうという姿勢が素晴らしかったと思います。
懇親会の様子
松山の懇親会は、A日程のみ実施しました。ビジネスパートナーさんも含め、松山事務所で作業しているみんなが参加していました。
松山事務所でインターンシップ講師を担当した “イワナ” に、そのときの様子をレポートしてもらいます。
※懇親会の様子も取り忘れてしまいました。。。すみません。
この回は、東京と同じく大量のピザを囲んでの懇親会でした。
このとき、学生のみんなは、業務中に会話できないことや、普段は出てこないような話題を話せるチャンス!とばかりに、「どうしてデーコムを選んだのか」「好きなプログラム言語とその理由は」など、いろいろな質問をしていました。
松山事務所は、デーコム内で「技術の松山」と呼ばれており、プログラミングが好きな方が集まっています。なので、学生からプログラミングに関わる質問がでたときは、みんなプログラミングにかける情熱を熱く語っていました。
そういった情熱をもった社員がいることもデーコムの魅力だと感じますし、そういう熱い想いを持った社員と会話できることも、インターンシップや懇親会に参加するメリットになるのかなと思いました!
(Report by イワナ@4年目)
講師役の社員から
学生の皆さんには、インターンシップを通して、自分に足りないものや、開発において大切なことなど、色々なことを学んでもらえればと思っていました。
私自身は至らない点が非常に多かったなと反省しておりますが、
読みやすいコードを書くこと、相手が理解しやすいように情報を伝えることなど、SEとして重要なことを学んでくれたようなので嬉しく感じています。
おわりに
インターンシップを修了した証として、修了証が講師役の社員から渡されました。
インターンシップの経験を、今後の就活と社会人生活に活かしてもらえると嬉しいです!
次回も学生のみなさんに、有意義な経験をしていただけるようなインターンシップにしていこうと思います!
詳細が決まりましたら、ホームページ上でお知らせします。
また、会社説明会は随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは~。