新人研修で作成したWebアプリをherokuにデプロイする際に、四苦八苦したので手順をまとめてみました。
環境はWindows7(64bit)でapache-maven-3.5.0を使用しています。

1.heroku のインストール

herokuを使ってWebアプリケーションを公開しよう – 株式会社デーコム
今回の方法ではGitを使用していないので、Gitの設定部分は飛ばして頂いても結構です。

2.Maven のインストール

Maven – Welcome to Apache Maven
今回は3.5.0のバージョンを使用しました。

3.Apache Maven WAR Plugin のインストール

Maven で war ファイルを作成する – プログラム日記

4.war ファイルを作成する

Maven で war ファイルを作成する – プログラム日記

5.war ファイルを heroku 上にデプロイする

HerokuにWARファイルをデプロイする – CLOVER

コマンドプロンプト上で作成した web-app フォルダに移動した後、上記 URL のページの中に書いてあるデプロイコマンドを実行することで heroku 上にアップロードが完了となります。

上記の手順であげたプロジェクトで画像が表示されない問題

Maven でプロジェクトをビルドした際、css や画像を保存している resources フォルダが classes フォルダに統合されてしまい、表示されない問題が発生します。
この問題を解決するために私たちは画像ファイルを別途アップローダーにアップロードし、URLをパスに指定することで解決しました。css も同様の手順で指定することで解決しました。

heroku にデプロイする他の方法

私たちは今回 Maven を使用してプロジェクトをビルドし、war ファイルを作成して heroku 上にアップロードしていましたが、他の方法として Git を用いてアップロードする方法もあります。
今回は Git を使った方法が上手くいかず結果的に war ファイルをアップロードする方法を選択しました。
上手くいかなかった原因がわからなかったのでどちらかをお勧め、ということは言えませんが、この方法が上手くいかなかった場合は試してみる価値はあると思います。

Unityで作成したAndroidアプリをWebページ上から起動する方法

続いて、AndroidアプリをWebページ上から起動する方法について記述したいと思います。方法としては URL スキームを用いています。

AndroidManifest.xmlを書き換える

Unityのプロジェクトフォルダ\Assets\Plugins\Android の中に入っていました。

【Android】はじめてのカスタムURLスキーム : アシアルブログ

AndroidManifest.xmlをメモ帳やテキストエディタ等で開き、上記 URL のページ通りにタグを追記した後ビルドすると、指定した URL スキームでAndroid アプリを Web ページ上から開くことが出来るようになります。

おわりに

今回の新人研修を通して、VR空間とwebアプリを制作することで、Unityなど普段使わない技術も学ぶことが出来ました。
また、使ったことの無い新しい技術を使ったことで、1から調べる力や調べたことを繋げてで解決する力が付いたように思います。

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